JR東日本の鶴見線(一応横浜市)というローカル路線に、
国道(こくどう)という駅が、在る。
どうやら鶴見線というのは、鉄道マニアにはたまらなく愛されている(た?)
路線らしく、よく立派なカメラを抱えた人たちを見かける。
高斗は鉄道マニアだから紹介しているのではなく(マジで)、
実際に通勤に利用していて、面白い駅が途中にあるので、
先日ぶらり途中下車の旅をしてみたのだ。
ホームを降り、改札を出ると、この写真のようにトンネル状になっている。
もともと道が走っていたトンネルの一部だったか何か忘れたが、
このトンネルに、横穴式状に家や居酒屋がぽつ、ぽつと存在する。
夜の10時過ぎに行くと下手すりゃ肝試し(距離が短すぎるが)
に使えそうな様子だが、趣があっていい。
忘れられてしまった駅、いや時間が止まってしまった駅のようである。
モノクロ写真に最高な場所だ。
both pictures:LEICA M4/SUMMICRON50mm/FUJI NEOPAN PRESTO